プログラミング言語は種類ごとに難易度が異なる。習得が難しい言語だからといって良いプログラムを書けるわけではないので、これからプログラマとして生きていこうと考えているならば、比較的容易に習得できる言語を覚えてできるだけ速く現場で活躍したほうがいい。
習得しやすい言語の中で今注目されているのはPythonだ。AIや機械学習に強い言語で、汎用性も高い。変数を宣言すること無く使え、モジュールを組み合わせるだけでプログラミングすることも可能となっている。完全ではないがオブジェクト指向言語と同じようにコーディングすることもできる。Pythonの文型を覚えるよりもモジュールやライブラリーの学習に力点を置いたほうがプログラミングしやすくなる。
Pythonの人気とともにコーディングを説明した文献や学べるサイトが多くなってきた。スクールもあるが独学でもPythonは使えるようになる。独学のデメリットは行き詰まった時に質問できないことと、情報が古くなっている可能性があることだ。これらの問題もWebサイトで学べば解決できるし、無料で使えるサイトもある。先ずは動画で学ぼうと考えているようならスマホでも十分なので場所を選ばずに見ることができる。短期間で習得したいならばゴールを決めてロードマップを組むことである。基本的な構文と各種処理の仕方を学ぶ、言語の基礎文法に当たる部分を第1段階、実際に動いているコードを読んで真似することを第2段階、自分で開発することを最終段階と、区切って進んでいこう。